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~衛生管理やクレーム内容を目にみえるように整理しましょう~

従業員みなが同じ衛生意識をもって一緒にできる自主管理システムをつくりませんか

 「記録をつける」そして「記録を保管していく」ことは、大変面倒だと思われるかもしれません。

しかし、昨今の社会情勢からも、記録をもっていることがお店を守る大きな武器になり、意味することも多くなっています。

 また、ひとつひとつの記録には下記のような理屈があり、意味があります。

 さまざまな場面(有症苦情や異物混入、害虫やクレーム対応)では、記録から原因を探ることができることも多々あります。

また、その記録を生かして、対策を練ることもできます。

 お店にとってリスク(危険)をいかに少なくできることが、記録なのです。

 また一緒に働いている従業員のみなさんにも情報を公開し共有し、衛生思想を営業者、責任者、従業員 皆で同じ次元に立ち、一緒に行える大変有効な手段です。

 たとえば、今週はA君には、日常点検記録を、Bさんには冷蔵庫温度管理記録をなどと担当を決めて責任をもって記録付けをして貰い、役割をもってもらうと自ずと意識が高まります。

 できることから順次取り入れていけば、リスク管理体制が自然にできあがっていくはずです。

 

食中毒事故を出さない
ために
毎日の調理従事者の健康記録

体調の悪い調理従事者(またはその家族)は、

いなかったか?

メニュー(製品)の製造・販売
出荷などの記録(出荷は50食以上の弁当)

万一、お客様より体調が悪くなったとの通報があった場合、有症者と同じ日に同じメニュー(製品)を召し上がった方が何食(いくつ)あったかや、ほかに発症者の有無がないかを確認できる

(レシート控え オーダー表 納品書などでも可)

害虫のいない施設に
するために
害虫駆除記録 生息記録

前回の駆除から、どのくらい経過しているか

また、駆除に使った薬の効果の期間はどのくらいか

害虫に薬の耐性ができていないか

(豊明支部 衛生手帳にも記録簿あり)

などもわかります。

新鮮な食材を使う
(販売する)ために
 
原材料の検品記録

納品書やレシートなどで検品をしながらチェックし、消費期限を記入してもOK 

冷蔵庫の温度記録

冷蔵庫の温度は適正か、整理整頓ができているか

温度計が正しく作動しているかを確認

施設の設備や整理整頓・
清掃消毒を維持する為に
日常 月次 点検記録

日常的な清掃消毒 定期的な施設管理などの記録

衛生を確認 
検証するために
食品 ふきとり 検査記録

検査成績書をファイルしておくこと

また、結果が良くないときには従業員に公表し、

原因や対策を講じ、その後再検査をすること

同じ苦情や失敗を
繰り返さないために
クレーム記録簿

クレームがあった場合は、従業員皆で情報を共有するため、記録簿を回覧し、回覧確認欄をチェックしてもらうこと

 

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